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- 私たち紅忠コイルセンター関西株式会社は、鉄鋼の発展に貢献できる企業を目指して設立致しました。
以来、豊富な経験と技術力に加え、最新鋭の生産設備、顧客ニーズに即応したシステム等の導入により、ソフト・ハード両面にわたる
積極的な取り組みを通じてきめの細やかな製品作りを目指しております。
表裏面検査装置や結露警報装置の設置により、更なる品質管理水準レベルのUPと、同業他社との差別化を推進してまいります。
また、伊藤忠丸紅鉄鋼グループの一員としての役割を十分に認識し、親会社との連携を更に深め、「外因の影響を受けない強靭な
企業体質の醸成」を目指し、今後も弛まぬ努力を続けてまいります。
所在地 | 〒595-0075 大阪府泉大津市臨海町1丁目15番地1 |
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TEL | 0725-22-0601 |
FAX | 0725-22-8085 |
敷地面積 | 15,641㎡ |
建築面積 | 7,940㎡ |
- 大型ロータリーシャーライン
- 2012年4月より本格稼働しました大型ロータリーシャーラインは、薄物コイルの内径ダメージ軽減対策として、アンコイラー装置に櫛型セグメントのマークレスドラムを採用して
おります。
サイドトリーマー前にはサイドノッチャー装置を装備し、通板途中でも幅サイズを変えられるようになっており、ヘビーレベラー前面にはマッシャーロール装置を装備し、
製品エッジのカエリを潰しながらの通板作業や、オイリングコート装置も装備しております。
レベラー装置は、厚物用ヘビーレベラー・薄物用ライトレベラー共に6段式(6HI)を採用し、バックアップロールのマーク転写を防ぎます。 インターメッシュ調整も数値データー入力設定により、自動的にフラットネス(平坦度)や塑性変形率等がワンタッチで操作可能となっております。
ロータリーシャーは、円運動と水平移動とによる本格派アップカットタイプを装備し、精度の高い製品ができあがります。
パイラー装置は、本格的2連式電磁パイラーで、ソフトパイリング比例制御により、ライン速度に関係なく垂直落下式で無傷パイリングが可能な装置となっております。 ライン上には、拡大表示盤を設置し、切断長さやパイリング枚数が一目でわかるようになっており、その他、ビニールフィルムコーティングが可能なコーティング装置も装備しております。
- ミニレベラーライン
- 1989年・旧本田金属製で、シャーはアップカット方式、レベラーワークロール機械6段式、ワークロール21本(材質パナジュウム)中間ロール、バックアップロールの3段上下で6段、アンコイラー、レベラー間にループピットを設け対角の精度を高めております。パイラーは2パイラーで短尺専用、長尺専用と各1パイラーで1999年に長尺パイラーを改造、4,500ミリまで切断長さの加工範囲を広げました。加工は塗油、無塗油とも可能でカラー鋼板等の高級鋼板や表面処理、塗油では主に冷延鋼板や表面処理鋼板の塗油材等を加工しております。ライン全体を覆っている防塵カバーですが、通板中に天井(上部)等からの埃や異物が原因で押し疵を防ぐ為の設備を設けております。
- 1号スリッターライン
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①スリッティング時に製品の表面及び裏面「疵」を自動的に検出する
装置(表裏面検査装置)を装備し、通板製品の品質強化が図られております。
②リコイラードラム装置は、φ508用とφ610用共に芯円タイプのドラムで、
ドラム構造全体が一体化構造です。「カートリッジ」交換式で、コイル先端部分の クランプ部分が、ドラムスリーブ方式と比較し、全ての巻取り製品内径部分に
突起がなく、良好な芯円状態で巻取りが可能です。
- 表裏面検査装置〜長年の目視検査作業者の苦労を解消!〜
加工時に、通常のラインスピードを落とすことなく、鋼帯の表裏面をカメラで確認し、疵・ヘゲ等のデータを瞬時にパソコンで読み込む装置です。従来は、作業員が目視で検査をする為に、加工スピードを極端に落とし、作業性を犠牲にしていましたし、特に、裏面の検査ではラインの下に入り込み検査するという安全面での問題もありましたが、この装置の設置により、作業性・安全性の両面で改善されました。また、入手した疵・ヘゲのデータはパソコンに取り込んでいますので、事前にお客様と情報を共有することによってお客様の作業効率・歩留率の改善にもつなげることが可能です。
- 2号スリッタ-表裏面検査装置(i.Topハイブリット)
表裏面の疵等の欠陥を検査する装置で、ノーオイル材・オイリング材対応のハイブリッド方式の検査装置です。ラインスピ-ド 260m/min対応で 0.3Фの欠陥を検出できマ-カ-装置を連動する事で 幅方向6ヵ所まで疵付近に、マ-クを入れる事ができる。
- 2号スリッターライン
- ①アンコイラー装置に関しては、コイルの表出しと裏出し作業が可能で、又、
リコイラー装置に付いても、製品コイル巻取りが表巻と裏巻が可能となっており、
得意先のあらゆる巻取り要望に応えられると共に通板作業時、常に保証面を上側にして検査が可能であるため確実な品質検査が可能です。
- ②テンション装置はRB21旋回方式を装備し、ロック式セパレーター及びリコイラーセパレーター装置に自動位置決め装置を装備しております。
- ATF(オートシャー)
- オートシャーATF1332は板厚0.6mmから3.2mmまで加工できます。
又、シャーリングマシーン2台TCT2065・M2545は板厚0.6ミリから4.5ミリまで加工ができます。
- ATF2035 (セミオートシャー)
素材厚0.4mm~3.2mm、素材幅2000mm迄対応のセミオ-トシャ-で最小カットは35mm、月産量300T加工可能。
- 岸壁荷役設備(ドルフィン)
- 岸壁荷役設備「ドルフィン」は、沖行36mで、水深6m以上、船の積載量は約800t程度で、着岸許容範囲は、1,500tまでが接岸可能です。
- 結露警報装置
主要設備能力の概要
母 材 コ イ ル | |||||
板 厚 | 板 幅 | 内 径 | 外 径 | 重 量 | |
大型レベラーライン | 0.4mm~4.5mm | 500mm~1,350mm | 508. 610.711. 762 | 2,000mm(Max) | 20,000kg(Max) |
ミニレベラーライン | 0.12mm~1.2mm | 100mm~675mm | 508. 610. | 1,800mm(Max) | 10,000kg(Max) |
1号スリッターライン | 0.6mm~4.5mm | 400mm~1,350mm | 508. 610. 762 | 1,800mm(Max) | 20,000kg(Max) |
2号スリッターライン | 0.12mm~1.2mm | 430mm~1,350mm | 508. 610. | 1,800mm(Max) | 20,000kg(Max) |
加 工 処 理 範 囲 | |||||
切 断 長 さ | 切 断 幅 | 切 断 精 度 | |||
大型レベラーライン | 450mm~4,150mm | 500mm~1,350mm | ±0.3mm | ||
ミニレベラーライン | 200mm~4,500mm | 100mm~675mm | ±0.3mm | ||
1号スリッターライン | スリット条数:24条(Max) | スリット幅:35mm~1,350mm | 切断精度:±0.2mm | ||
2号スリッターライン | スリット条数:24条(Max) | スリット幅:35mm~1,350mm | 切断精度:±0.2mm |
設備概要
大型レベラーライン | 1基 | セミオートシャー | 1基 |
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1号スリッターライン | 1基 | シャーリングマシン | 2台(六尺・八尺) |
2号スリッターライン | 1基 | 縦積包装機 | 2台 |
ミニレベラーライン | 1基 | 反転機 | 2台 |
岸壁荷役設備(ドルフィン) | 1式 | クレーン設備 | 10台(20t/3台・10t/1台・9.5t/1台・7.5t/1台・5t/4台) |
ATF(オートシャー) | 1台(1332) | その他付帯設備 | 1式 |